第2章 ついにスタート!!萌えの塊、○○○!!

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「か、勝手に捏造するなっ!!」 「え?捏造じゃないよ?夜遅くまで楽しんでユキが先に寝ちゃった時、僕がベッドに運んで布団に入った瞬間『うへへ~。』って言いながら僕に抱きついt「ストーップ!!そこまで!!俺のHPはもう0よ!!」・・・え~。」 な、何てことを暴露してくれてんだよ!? 確かにBLについての萌え話やらBLゲーの攻略やらをした次の日に千歳がベッドにいることはありましたよ? だけどそんなことがあったとか一言も言ってなかったじゃんか!! 無理恥ずかしい死ぬ。 もう俺お婿に行けない・・・。 「あの時のユキ、可愛かったんだけどなぁ。」 「ぐぅっ。」 王子様フェイスで可愛いとか言わないでくださいます!? ただでさえ残りHPは0なのにこれ以上何かされたら暴走しかねないんですが!! ・・・あっ、もう1回肘鉄欲しいのかな!? もー千歳さんったら欲張りなんだから♡(脳内暴走中) 「・・・ユキ、可愛いって言われて嬉しいの?顔、真っ赤だよ?」 「肘鉄、エルボー、金的(弓道じゃない方)、チョップ、脛蹴り、アッパー・・・好きなのを選んでね♡」 「僕そんな趣味ないから・・・ごめんね?」 「待って!?その発言、俺がドSみたいに思われるじゃん!!いやMでもないけど!!」 「まぁ僕もSM趣味はないけど。・・・でも、好きな子は苛めたくなるよね。」 さらりと俺の耳近くにある髪を手に取りながらそう言った千歳に、観客席から割れんばかりの大歓声が聞こえてきた。 ・・・うん。 俺もね、当事者じゃなければ萌えれたんだ。 王子様とチワワちゃんがそんなことをしたら、確実に発狂しながら心のアルバムに記録したはず。 だけど!!俺は!!腐男子なので!! 自分にされても嬉しくな・・・。 「あれ?ユキ、さっきよりも顔赤いよ?」 「赤く、ない。」 俺は指摘された顔を隠すように顔を背け、ゴールを目指して走る。 お題はクリアしたし、千歳を置いていっても問題ない・・・はず。 これでもし置いていくのはダメだったら、確実に俺のHPは消滅するだろう。 だって。 顔どころか耳まで赤くなってるだろうと思うくらい、顔全体が熱いのだから。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 昨日は部長が集まる会議があって更新できませんでした・・・申し訳ないです・・・ とりあえず明日何事もなければ実家に帰る前の最後の更新になるかと思われます 実家に帰省中はたぶん更新できなくなるので、Twitter【@Ann47204427】で生存確認をしていただけたらと思います (今のところ絵を載せたりする予定です)
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