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「小説を創作するねぇ、、、」
コーヒーをまた口に含みながら今一度周りを見渡すと、口に含んだコーヒーを飲み込むと同時に、周りの状況もまた飲み込めた。
「なるほど、ここにいる客の殆どが書き物中ということなのか」
それぞれの姿を見ていると、中学生の時の自分を思い出す。
お遊び程度とは言え、夢中で書いたファンタジーは一時でも自分を不思議な世界に連れていってくれた。
おそらく、それと同じように皆自分の書いた世界に浸っているのだろう。
そんなことを考えていると、
「お待たせしました。
マスターおすすめのホットケーキです」
と、至ってシンプルなホットケーキが運ばれてきた。
「見た目は平凡かもしれませんが、味は保証しますよ。
あと、これ。
もし興味があればどうぞ」
そう言うと、マスターは紙切れを一枚机に置いていった。
僕はホットケーキを食べながら、その紙切れに目を通す。
「何々?
bookサイト?
当サイトは誰でも気軽に小説を書けます。
当サイトは携帯、パソコンを使い書いたものを他の方にも読んでもらえ、また、他の人の書いたものを気軽に読めます。
ふーん、今はそんな時代になったのか」
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