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「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
もはや浴室の防音が意味をなさないほどの歓声。
酸欠になりそうと思いながらも、感情を抑えられない。
好きな子からチョコレートをもらう。
それだけでも十分であるのに。
電話番号とメールアドレスまで手に入れてしまった!
「え、なに!?俺明日死ぬんじゃね!?」
そんなことを口走ってしまうほど彼は幸福感に包まれていた。
鈴木一郎、17才。
彼の2月16日は狂喜の中、過ぎ去っていった。
次回予告!
キリカからのチョコレートのお返しに悩む一郎。
しかし連絡手段の入手により、彼は1つのアイディアを思いつく。
次回!
「ヒーロー、デートするってよ」
続く、のか......?
P.S.
失敗作は松坂が命を削ってまでおいしくいただきました。
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