Lv5 ゴールデン・ホーク

5/9

102人が本棚に入れています
本棚に追加
/218ページ
歩き始めて、スライムやゴブリン。デカイ蟻の魔物。名前はフォルカって言うらしい、と戦闘になったが楽に倒せた。俺もゴブリンだけだが、倒せた。凄い進歩だ、素直に嬉しい リリ「本当にメキメキ上達しますね、一さんは。初めの頃が嘘みたいです」 一「ほ、褒めすぎだろ?」 顔、嬉しさで紅くなってないだろうか??ニヤけてないだろうか?? ハル「…すっごいニヤけてる」 リリ「よほど嬉しいのですね」 なぁぁぁ!!!!!?ニヤけてる!!!!!?そんなニヤけてる??? 一「っっ……」 ハル「…あ、今度は紅くなった」 リリ「ふふふ……恥ずかしいのですねぇ」 先生!!2人が俺を弄ってきます!!!先生なんか居ねーけど 一「う、うるさいな……良いだろ!嬉しいんだから!」 リリ「ふふふ」 ハル「…」 リリは口に手を置き、クスクスと笑う。ハルは軽くパチパチと手を叩く 一「なんか子供扱いしてないか?2人とも」 ハル「…してない」 フルフルとまた、首を振る リリ「してませんよ~?」 しかし、またクスクスと笑う 一「………」 絶対、何かしら不名誉な事を思われている気がする… ハル「…あと少し。頑張ろう」 一「…。それ聞いたの何回目だ?」 リリ「35回ですね。そのうち30回は、一さんが聞いていますね」 一「ソコまでの情報は要りません」 リリ「ふふふ……」 本当に楽しそうに笑いやがって。リリめ…… ハル「…あと30分程度、歩けば着く」 一「やっとか…」 リリ「やっとですね」 魔物と何度か戦闘をしたって言ったが、戦闘以外はずっと歩いてる。時間にして…おおよそ、2時間ってところか?俺も歩けるようになったものだ ハル「…ソロソロ見えてくる。ほら」 丘のような所を登り切って、ハルが言う。そして見ると 一「っ…………!」 あっけにとられる。遠くから見ても広いことが分かってしまう。なんだ……あの異常なデカさ………! リリ「すごく………大きいです…」 一「………」 ツッコまんぞ。俺は絶対にツッコまんぞ!!!絶対にだ! ハル「…あそこ」 一「デケぇな…………何人くらい住んでるんだ…」 ハル「…数万人は暮らしてると思う」 一「はは……規模がデカすぎて、イメージ湧かねーよ…」
/218ページ

最初のコメントを投稿しよう!

102人が本棚に入れています
本棚に追加