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11月2日
朝から雨で、お昼にたいそう強く降った。夕方から止んで、濡れずに済んだ。
書きたいことが浮かばない。思い出話を一つ。
学生の頃北海道旅行をした。友達4人で。レンタカーを借りて道内を一周する計画だった。運転手は俺ともう一人で交代で運転した。夏だったので宿を取る日もあったし、とらない日もあって野宿した。
一週間かけて函館方面以外は全部回る予定だった。稚内も釧路もいった。
富良野あたりで、俺が運転していて、道に迷った。何かしらの農道に入り込んでしまって、舗装路から砂利道に変わった。
俺は車を滑らせて、小川に車ごと突っ込んだ。車は大破した。旅行の日程はまだ3日残っている。やらかしてしまった。
乗っていた友達全員大した怪我はなかったが、重苦しい空気になった。当然だ。偶然通りかかった地元の人に助けてもらった。電話があるところまで連れて行ってもらって、レンタカー会社や警察に連絡をした、のかしてもらったのか?覚えていない。
俺としてはもう今すぐにでも帰りたかったのだけれど、それを言い出すことはできなかった。4人で話し合った結果、旅行は続けることになった。余分のお金をみんな少しずつ出し合って新しいレンタカーを借りた。
大破させたレンタカーは保険に入っていたので、車両代金は払わなくても済んだけれど、休車代を1ヶ月分払わなければならなかった。
俺も払うって言ってくれた友達もいたし、俺は払うつもりはないと言った友達もいた。俺は責任を感じた。
若い時の失敗だ。誰にでもある。のか…
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