本日、死にました。

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ぱっと目を開けて飛び込んできたのは、輝かしい大きな玉座に座る色気がプンプンと漂う一人女性。 それに私が正座している周囲と玉座の周りにしか床というものはなくて、その周りには雲がゆったりと流れている。 見た事もない神秘的な場所に感動することしかできない私に、目の前に座る女性が一つ咳払いして注意をこちらに向けるように促してきた。 「さあて、そなたの名を」 「え、えっと……?」 「おっと、これは失礼。私は世界の創造者である神だ」 「か、神様……」 胸元を強調する白を基調としたドレスに露出している白い肌がガッツリと見えるなんて、なんとまあエロい神様でしょうか、けしからん。 私にはない胸の厚さにじとーっとした視線を送りつつ、私は神様に問いかけた。 「あの、ここは一体どこですか?」 「ここは人が到達することはできぬ神々の領域、とでも言っておこうか」 「はあ……」 確か私はトラックに轢かれて、そのまま……死んだはずだったが。
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