203人が本棚に入れています
本棚に追加
「…あ、なあ大輝、なんかいろいろ必要な物があるんだろ?俺、そーゆーのもよく分かんなくて…」
「とりあえず最初は、ローションとゴムがあれば大丈夫だと思う。悠斗と付き合い初めてすぐ、準備したから。ローションは、悠斗の身体の中に入れるんだから、ちゃんと天然由来成分で医師が監修してるものを選んでるから。ゴムはラテックス製とポリウレタン製か悩んだんだけど、一体感に定評があるラテックス製を選んでる。あとは、サイズとかも含めて、試してみたいと分かんないかな」
「…あ、ああ、そうなんだ…なんつーか…ちゃんと調べてんのな…」
目を丸くしてる悠斗を見て、思わず吹き出してしまう。
あーあ、またやっちゃった。今度こそ引かれたかも。でも…
もういいや。どんなにカッコ悪くたって、これが俺だ。もう、取り繕うのはやめにしよう。
「ねえ悠斗、ほんとに幻滅してない?」
「ーーー!してねぇに決まってんだろ、バカっ!」
悠斗は、駅まで送ってくれた。
今にも降ってきそうな星空を眺めながら、賑やかな駅前に出るまで、俺たちは手を繋いで歩いた。
最初のコメントを投稿しよう!