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「ん…」
「悠斗、痛かった?今日はこのへんにしとく?」
大輝が心配そうに顔を覗き込む。
「ん、だい、じょぶ……んんっ」
突然湧き上がった熱さに、思わず身体が跳ねた。
「ちょ…っと待っ…なに、これ…」
「良かった、やっと見つけた。悠斗、いままで頑張ってきた甲斐があったね」
「え…っ、や…ぁ……あ…っ」
勝手に涙が出てくる。悲しくなんかないのに。なんだこれ、俺どうしたんだ、全然分かんない。
大輝の身体にしがみつく。俺のがふたりの身体の間に挟まれる。その微かな刺激さえ、辛いほどの甘さに変わる。
「悠斗、エロすぎ。目ぇウルウルさせて、腰まで振っちゃってさ。やば、ぞくぞくする」
「だい、き……あぁ…っ…」
気持ち良すぎて辛い、なんて初めてだ。くすぐったさと暖かさの間に堕ちてしまったような感覚に悶えていると、大輝の吐息が耳にかかる。
「ごめん、悠斗、もう限界。入っていい?」
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