僕の唯一の親友

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僕は小さい頃から一人だった。 保育園に通ってる時も、小学校に通ってる時も 一人だった。 僕はみんなとは違う。皆が外で遊んでるときも室内に閉じこもり、一人で遊んでいた。 僕は一人でいるのが大好きだ。それに気に入らないことが少しでもあると僕はそれに噛みついてしまう。 そんなことをしていく内に周りからは白い目で見られ、僕は孤独になっていった。自分の生き方は間違っているのかと思った。 でも中学生になったときに自分の生き方を初めて認めてくれた人がいた。 それが今の僕の親友だ。 その親友は人間はそれぞれの生き方、考え方がある。それを周りが否定するのはおかしいと言っていた。 僕はその言葉に救われた。 自分の生き方は間違ってないと自信を持てるようになった。 だが、その親友はだんだん学校に来なくなってしまった。 親友は親からちゃんと勉強をして一流の大学に行けと言われていた。そして中学の期末テストで悪い点を取ってしまい自分に自信を無くしてしまったらしい。 それを僕は噂で聞いた。そして親友の家に行った。 親友は完全に自分の部屋に閉じこもっていた。噂は本当だった。と思ったときに僕は決意した。 あのとき自分を救ってくれた、親友を今度自分がお返しする番だと。 僕は自分の生きたいように生きろ。周りなんか気にするな。たとえ周りがなんと言おうと俺はお前の永遠の親友だ。だから自分のやりたいように生きろ。と伝えた。 その数日後親友は学校へ登校してきた。 そして親友は自分のやりたいことを見つけた、親もその考えを認めてくれた。本当にありがとう。と言ってくれた。 僕はそのときに言った。当たり前だろ 親友 なんだからと。
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