27人が本棚に入れています
本棚に追加
そして、強引に両脚を開かれ、股間が露にされた。男は私に跨り、大きくなったペニスを翳し、私のあそこに挿入しようとした。
「いやー。止めてー。いやあああああーーー」
私の地を裂くかのような渾身の叫び!
私が出来る唯一の抵抗!
私の喉が張り裂けるかのような悲鳴を耳にして、勇真は震えから解放されたのか、涙で濡れた顔の私を、獣のような目付きでじっと見つめる。
そこには、今まで怯えていた勇真の表情はない。
まるで、野獣のような表情!
あの、いつもおどおどしている勇真じゃない。
どちらかと言うと、怖いくらいだ。
勇真は、涙で絶望に満ちた私の顔を見つめて、微かに微笑んだ瞬間!
「ああっ、あああおおおおおーーーーー」
勇真は天に響き渡る雄叫びを上げ、勇真の全身から、眩いばかりの白い光が発したかのように感じた刹那!
私の体に襲い掛かってきた落雷のような衝撃!
そして、一瞬のうちに全身が軽くなり、宙を舞っているかのような感覚!
消えかけようとする自我……。
一体何が起きたのだろう?
一瞬、頭の中をそんな疑問が通り過ぎた時、私は自分自身を認識する全ての力を失った。
最初のコメントを投稿しよう!