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 真っ暗の中で、感覚の一つ一つが蘇ってくる。 「……大丈夫?」  目の前には康介さんがいて、優しく僕の頬を撫でとった。僕のお腹の上は僕のでびちゃびちゃ。でも、まだ終わりやない。体の中でしっかり康介さんの大きい存在を感じる。  それが愛おしくって、ホッとしてる。 「こうすけさん……」  キスしてもらおうと顎を持ち上げた。康介さんは唇を落とし、甘く口内を蹂躙しながら僕の肩を抱いた。もう片方の手が膝を掬う。 「ふ、ううぅ」  ズルズルと引き、ググッと押し込まれる塊。 「んんんんっ!」  一突きごとにビリビリくる。もう体のスイッチが入ってしまって、康介さんがちょっと動くだけで、僕のはブンッと震え、勝手に何度も達してまう。 「愛してるよ」  康介さんが突きながら耳元で何度も囁く。 「はう、あう、あ、……あいして、う」  もう康介さんに抱きつくこともできなくなって、手足をクッタリと体を上下に揺すぶられながらなんとか応えた。  健介さんと仲直りしても、こうやって僕のもとに戻ってくれて、こんなにも夢中になって僕を愛してくれはる康介さん。僕はほんま幸せ。 「はあ、んあ、だいすき」 「大好きだよ」  康介さんはニッコリ微笑み、汗にまみれた顔にいっぱいキスしてくれた。
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