【おまけ】弱虫お兄ちゃんの奮闘記(オルトン)

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「ラセーニョ通りにある、Lienというカフェのランチが美味しいらしいのよ」 「! そこに、是非!」  色よい返事に思わず声を大きくしてしまったオルトンに目を丸くしながらも、オーレリアはクスクス笑い空いている日程を教えてくれた。  その日、送っていった彼女を降ろした後の馬車中でもオルトンは笑っていられた。  何かが始まる、そんな予感に心を移して。
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