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司はいつものように、電車へと乗り込んだ。 家から学校までは、途中乗り換えを入れると40分掛かっていた。 その高校は不良がよくいる学校で、結構荒れていた。男子校だったが司が入学をしたと同時に共学となり、共学第一期生だった。 司は駅の売店で買った焼きそばパンを食べていると、同じ学校の制服を着た女子学生がしきりに後ろを振り返っては俯いていた。 司は何気なく近付くと、その女子学生のお尻に手が伸びて上下に触ったり揉んだりしていた。 その行為がスグに"痴漢"だとわかった。
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