ヤンバルクイナをご存じだろうか?

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突然ですが、ヤンバルクイナをご存じだろうか。 「やん、バル食いな」じゃあ、ありません。←おやじ決定 沖縄本島の北部、やんばるの森だけに生息しているという「鳥」です。 ヤンバルクイナは たどっていくとツルの仲間になるが、その姿はツルというよりはニワトリっぽく、羽は小さく飛べない。その代わりジャンプ力に特化し、夜は木の上で眠るのだとか。 やんばる地域では、特に珍しい鳥ではなかったのですが、ある日鳥類研究員がやんばるの森で発見。 「なんだ、あの鳥は!? 新種だぞ!!」と大騒ぎになったらしいです。 それがきっかけで、「特別捜査チーム」が編成され、1981年に捕獲。新種登録されたそうです。 のんびりした沖縄らしいエピソードですよね・・(笑) やんばるの森にしかいない貴重な鳥だ、ということで、国の天然記念物にも指定され、「さぁ、生態を調査しましょう」ということになりました。 すると、 その時すでに、沖縄にはハブ用に持ち込まれたマングースが大量発生しているし、山を分断した道路はできているしで。 ヤンバルクイナは、あれよあれよとその数を減らしていき、絶滅の危機になっていました。 *写真は、沖縄北部・やんばる地域 です。 ほとんど山です。image=513090979.jpg
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