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入学当時から、1年にオムツ履いてる奴が居ると噂があった。それが俺だと気付かれまいと頑張ってきたのに、先日知らない奴にそれがバレた。いつ撮られたのか、俺の顔写真付きで、〇〇大学オムツの怪、解決!とSNSで拡散され、あの謎のオムツ、あいつのかよー!と大学内でクスクス笑われる様になり、恥ずかしい日々を送ることになってしまった。そんな頃、今度は間抜が殺された。登校前にコーヒーを淹れ、朝刊に目を通していたら間抜が居た。
気持ちを受け取ってくれない間抜に苛立ち、撲殺した後、服を脱がし、イタズラしたという記事が載っていた。遺体には犯人の体液が大量にかけられていたらしい…。死姦された間抜を思い、吐き気を覚えた俺はトイレに駆け込んだ。ゲーゲー吐きながら残りは俺と出部曽かと思った。魔木、お前3年間待つ気ないだろ?仕返しがハード過ぎだ!
その出部曽も、すぐにリタイアした。死んではいない。酷いワキガになって短大で酷いからかいを受けていた出部曽は、段々無気力になっていった。それに加え、魔木の呪いでからかい仲間が次々死に、恐怖で精神がおかしくなっていった。最終的に引きこもりになった出部曽は、ウガウガとしか言わなくなり、更に家族に暴力を振るう様になり、そういう奴の病院に入院していると、登校途中にたまたま会った同級生に聞いた。残りは俺だけ。今のとこ下痢でオムツを履くはめになり、最近それがバレてからかわれている。いや、これはからかいじゃねぇな。イジメだ。俺達が受けたのも、俺達が魔木にしてたのも、全てイジメなんだ。認めたくなかった。イジメしてたのも、受けているのも。
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