1000スター達成記念!誓いのピアス②

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「え、照れたの?」 「…はっきり言われると恥ずかしい。」 「ごめん、なんか珍しくて…。」 聞き間違いかと思って思わず聞き返してしまったのだ。しばらく沈黙が続いて、見つめあって… 「はははっ」 「ははっ、おかしー!!」 盛大に笑い合った。お互い静かな方なので、声をあげて笑うことは珍しい。 ひとしきり笑って落ち着いた後、両方の耳たぶに保冷剤が当てられた。 しばらくして冷たさのせいで大体の感覚がなくなった後、 「じゃあ、開けるから、耐えられないほど痛かったら言って欲しい。」 その言葉とともに一瞬、一点に鋭い刺激が走る。 正直、職業上痛みに慣れているのでそこまで痛いとは感じなくて、 逆に、アランに与えられている痛みだと思うと嬉しかった。 「痛くないか?」 「大丈夫。」 むしろ、微かな痛みが気持ちいい、不思議な感覚がある。 近くにあった鏡で確認すると、自分の耳にアランの目の色の小さなピアスがつけられていて。 「ねえ… 」 彼の耳についているピアスと見比べると、お互いがお互いのものである印みたいに思えてくる。 そしてそう考えるとどうしようもなく彼が欲しくなって、座ったまま、立っている彼のお腹のあたりを手で掴む。 「…俺もだ。久しぶりだから、ゆっくりしないとな。」 がちゃ、と音がして、アランがドアに鍵をかけたのがわかった。気を利かせてか、照明も暗くしてくれる。 「…ここでするの?」 「待てない。」 一週間前に求められた時より、彼の目はずっと優しくて。 それでも身体はとても熱いのが、抱き合う中で伝わる体温からわかった。 秘所が疼いて、とぷんと中から蜜が溢れ出るのを感じる。 「…あ、まだ、シャワー浴びてない… 」 「構わない。」 きっぱりと言い放たれて、硬い寝台に背中を押し付けられる。 彼が時計を外し、一旦息をつく。 そしていとも簡単に上半身を裸に剥かれ、 「ゃっ…///」 ぴちゃ、と濡れた舌が胸の突起を這った。
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