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廉「春彦のやつ…田頭さんといい、郁美ちゃんといい…許さん!」
一方その頃
智「奈津待てって、はぁはぁ…やっと追いついた。」
奈津「はぁはぁ…な、なんであんたが追いかけてくんのよ!」
智「はぁ…わかんねー。」
奈津「バカ…。」
智「なんか身体が勝手に追いかけたんだよ」
奈津「何よそれ…頭の中は全然私なんてどうでも良いわけね。」
智「言葉のあやだろうが…お前の事頭が考えてなかったらこうして追いかけると思うか?」
奈津「…」
智「なぁ、覚えてるか?小3位だっけ。奈津の家で飼ってた猫死んじまった時の事」
奈津「うん。」
智「あの時奈津が、わんわん泣いてさ、そん時言ったろ?奈津が泣いたら俺が笑わせるって。約束しただろ」
奈津「うん…泣いてないから大丈夫だけど…ありがと。」
智「まさか屋上にいるとはなぁ…春彦断ったんだな」
奈津「そ、そうよ!好きな人いるからってね。智こそ屋上に何の用だったわけ? 」
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