第1章。

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おじさんは用を足した後、チャックを閉めることなく振り返った。 そして、いきり立つ逸物を指差して言った。 『いくら?』 『いや、その、、、』 僕はテンパっていた。 昨日の夢が現実で、左右が対象で、僕が女で、もう訳が分からなかった。 『一万でどう?』 一万??? 僕は一万という響きに食いついた。 『一万くれるの?』 『君みたいな可愛い子なら出すよ!』 『何したら良いの?』 『そりゃ口が良いけど!』 『口かぁ、、、』 僕はさすがに抵抗があった。 何度か経験はあったが、いつも女にたいして、『良くそんなところ舐めれるね』と言っていたほどだった。 『手じゃダメ?』 『手だったら半額だよ。』 『半額?全然オッケー!』 僕はおじさんを個室に連れていき、背後から回り込んでいきり立つ逸物を掴んだ。 まるで自分でするときのような体勢になった。 『すごい上手だね。何度も経験あるんだね。』 おじさんが息使いを荒くしながら言った。 僕は答えることなくただひたすらにしごき続けた。 数分もするとおじさんの逸物が一層硬さを増して絶頂を迎えた。 『すごい良かったよ。また頼むね。』 そう言うとおじさんは僕に5000円を渡して去って言った。 “それは坊や次第じゃよ” 昨夜の老人の言葉が頭に浮かんだ。
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