1 刺激

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「違うわ。ここに置いておくやつ」 「は?何で」 「何でって、こっちが何でだわ。俺の私物がここにあったら、いけませんか」 「あ、あぁ。いや。そういうわけではなくて。えっと、だ、大歓迎です」 「大歓迎ってなんだよ。小山内は極端なんだよ」と笑いながら、彼も食器を運んで来る。 二人で食事をしても、旭が片付けをすることが当たり前のようには、彼はしない。 先に寛ぎ始めても、旭が動くと必ず手伝ってくれる。 自然にそうしてくれることが、もしかすると付き合い始めて、一番嬉しかったことかも知れない。
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