あの日、君と見た桜を

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「遠回りしちゃったなぁ」 「ん?なぁに?」 「いや、何でもないよ」 花村は腕の中に収まる小さな彼女を見つめ、額にキスをする。 彼女はフフッと微かな声を漏らし、また眠りについた。 そして花村もそれを見届けてから、静かに目を閉じた。
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