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「こんにちは~」
俺はすれ違いざまにおばあちゃんに挨拶をした。
「こんちわ~」
杖を付いているおばあちゃんもコッチに合わせてくれて挨拶をしてくれた。
そして、俺は前に進んで歩く。
「ぉ…こんちわ~」
俺はランニングをしているお兄さんに挨拶をした。感情良く手を上げて。
そして、お兄さんもニコッと微笑んでハイタッチしてくれた。
「ちわー!」
おぉ…なんと気前がよろしい様だ、あのお兄さん……いや、ナイスガイ兄さんは。
そして、俺は前に歩く。
「こんちわ~」
俺は女性にニコッと笑って挨拶をした。 見た目は20代前半のお姉さんだ。
しかも、俺の好みドストライクな女性だった。
「……」
そして、女性は左腰に納めてあった刀を抜いて、俺を斬り倒した。
ズバッとね。
勢い良く肩から血が出てくる。
「あ…あぁ…、 ああ」
俺は膝を付いた。 不思議な事に斬り込まれた肩の痛みはなかった。
なんで?
地面に落ちてあるバラバラに砕け散った鏡で俺は自分の姿を見た。
自分の姿は…、全皮膚はベロベロにめくり上がって、髪もハゲ散らかして、服もボロボロになっていた。
……なに、このゾンビ?
「あぁ…ああ“」
そして、言葉は発声られない。舌がないから。
…あ、後ろ振り返ったら さっき挨拶をしてきたお兄さんおばあちゃん、斬り倒されている。
そして、刀を手に持っているお姉さんは迷いも無く俺の首を斬りはねた。
コロコロ…と俺の首が転がった。
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