微S執事と僕の日々3
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ぶどうがたくさん、夕食のデザートに出た。 暁斗にも分けてあげよう、と昴は執事の間を目指す。 大好きなぶどうは、以前なら全部独り占めして食べていたところだ。 それを、愛しい人に分けてあげようというのだ。 「なんて出来た恋人なんだろう、僕って」 浮き浮きとした足取りで、暁斗を訪ねた。
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