微S執事と僕の日々3
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素振りを続けながら、昴の方を見て微笑む暁斗に笑顔を返した後、ソファに座り込んでそれを眺めていた。 済むまで、待つつもりだった。 まじまじと暁斗を見ていると、いつもなら気にも留めないことが心の中まで入ってくる。 暁斗の剥きだしの上半身には、古傷の痕が残っているのだ。 男の勲章、といえば聞こえはいいだろうが、それはひどく昴の心に食い込んできた。
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