微S執事と僕の日々3

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「ぶどうですか。ありがとうございます。一緒に召し上がりますか?」 「いいよ」  二人して、初めての心地を味わいながらダイニングに入った。  入るなり、暁斗が唇を合わせてきた。 「んッ! んむ……ッ」  不意打ちのキスに、昴は慌てた。  思わずぶどうを握りつぶしてしまうところだった。  ただ、暁斗はそれだけですぐに唇を離し、あとは軽く羽根の触れるようなキスをした後その眼を覗き込んできた。 「私は、昴様が好きです」 「そっ、そう!?」 「昴様は、私の事が好きですか?」 「まぁ……好きだけど?」
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