微S執事と僕の日々3

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 口で言うより手の方が早い、と暁斗は素早く椅子から立ち上がり昴をしっかりと抱きしめた。 「離せ! 戻る!」 「いいから、聞いてください」  そっと耳朶を舐め、軽く噛んでくる暁斗。  熱い息がかかり、昴はもがくのをやめ、ぞくぞくと震えた。 「昴様と寝ても、私は一度も淫を吐いたことはありません。それは解かりますね?」 「うん……」 「ですがやはり、そこは私も男です。出さねば体にも精神にも悪うございます」 「だね」
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