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そんなそんな、と昴は慌てた。
指一本挿れられただけであんなに異物感にさいなまれるのに、暁斗の……あの長くて太いものをとなると……。
かっかと火照る昴の頬を両手で包み、暁斗は目線を合わせた。
「もちろん、無理にとは言いません。少しずつ、慣らしていきます。我慢できますか」
我慢。
我慢なんて、今までやったことがない。
さっきだって、ほら。ぶどうを一人でぱくぱく食べてしまったではないか。
でも……。
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