微S執事と僕の日々3

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 それ以上苛めることなく、暁斗は昴の汚れた体を固く絞ったタオルで清めた。  されるがままに身を任せる、昴。  この事後のひとときも好きだった。  暁斗は僕を大切に想ってくれている、と確認できるような気がしていた。 「さて、寝ましょう」  昴が果てると、その夜の情事は終了。  だが、いつも考えないでもなかったのだ。  僕ばかり出させてもらって、暁斗はこのままでいいのか、と。  そして。
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