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「さて、これでネイスの気持ちも整いつつあるかな。」
最大級の電流が流され気絶しているスレイトを、チャートに呼ばれ、隣の部屋から来たネイスが一緒に別室へと連ぶ。
そこに用意されていた道具はどれもその手のプレイで使用するものらしく、妖しい造形を見せていた。
そして、その中の×印をしたベッドにスレイトを仰向けで固定するとチャートはネイスにアイコンタクトで合図をして、それぞれ所定の位置へとつく。
「いったい、君はどんな痴態を見せてくれるんだろうね。」
皮肉に片方の口角だけを吊り上げたチャートはこれから施す『実験』に、不気味な笑い声を漏らしていた。
「うふふっ、大好きなスレイト。僕の腕に堕ちておいで。」
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