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(ん、んんっ、な、なんか漏れそう。) 少しずつ覚醒していく意識の中でスレイトは強烈な尿意を催す。 いや、このまま出してしまえばすごく気持ちいいのはわかっているのだが、流石にこの歳で寝小便をしてしまっては、優等生として許されない失態だ。 くちゅっ、くちゅっ、ぴちゃ、 耳を掠める水音。 と、同時に体の中を何かがすり抜けていく。 ぐじゅっ、ぐじゅっ、ずずぅーっ? 「あっ、あぁぁぁぁぁ…?」 激しさを増していく音につられたのか、体の中の何かがはじけた。
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