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魔物 そんなもの常識的に考えて村人が倒せるわけがない 勿論戦力にすらならないだろう
たが今は悲しむ暇さえない 気を抜けば即死ぬ そんな場所に来ていた
一般兵「お前らこの先に この区域の魔物の親玉がいる! おいそこの餓鬼! 」
餓鬼..それは 自分の事だとすぐに分かった
一般兵「お前は魔物の気を引け おとりだ」
アレン「嘘だろ?」
ただでさえ危険な場所なのにおとり?
一般兵「当たり前だ 戦力にならない奴がおとりになるのは当たり前だろう?」
逃げようと思った だが 逃げられるはずがない 逃げられないなら 少しでも生き延びる事ができるかもしれないおとりになることしか選択肢がなかった
自分が魔物の気を引きそのうちに他の兵が 自分に気を取られている魔物を倒す
これを続けて ここのボスであろう巨大な魔物が現れた
一般兵「攻撃を始めろ!」
だがその体に剣が当たっても その体に傷がつくことはなく 弾かれ 中には剣が折れた兵もいた
一般兵「嘘だろ! 刃が通らない! 」
一般兵「こんな話聞いてないぞ!」
すると魔物は 咆哮し 周りの壁にひびがあいた
一般兵「逃げろ! 勝てるわけがない! 」
そう言い周りの兵も次々て逃げ出した
アレン「僕も逃げなきゃ!!」
逃げようとした時 後ろに押し飛ばされた
一般兵「お前はおとりだろ! ここに残れ!」
アレン「いやだ!」
必死に兵から逃げようとした時
ブチィ
アレン「え?」
魔物の足が 目の前の兵を潰した
その時改めて死を覚悟した..が その時 兵を潰したせいか 地面にどんどんヒビがはいり 地面が崩れた
僕は魔物と共に落ちていった
アレン『こんな所で死ぬのか...』
そのまま気を失った
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