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止まない深いキスに酔った状態の晴は、睦月の右手が身体を伝い自分のカーゴパンツに伸びるのを感じていた。晴はその手を迎えに首に回した左腕を下ろし睦月の右手に触れ、閉じていた瞼を開けた。すると瞳を開けたままの睦月の視線とぶつかり、キスを互いにほどいた。
「続けるぞ、掴まれ」
「え!待って、靴!」
「あぁ、分かってる。脱いでくれ」
その言葉に素直に従うと、ふわりと身体が浮き上がり横抱きにされた。175㎝ある晴の身体を190㎝近くはある睦月は危なげなく軽々と抱き上げた。それは鍛えられた筋肉の存在を知らしめた。
ベッドに身体を下ろされた晴は周りに目を向ける余裕もないほど睦月を見つめた。そして服を脱がせてくる睦月に協力して晴は産まれたままの姿になった。全てを脱がされた晴はすでに裸の睦月を見て身体を震わせた。そこには彼の存在を示すように長大なモノがそびえていた。
「寒いのか?」
「ちっ違う。大丈夫……」
急に恥ずかしくなった晴は俯き右手で顔を隠した。睦月はそれを構わず額からキスを始め、優しく晴が顔を上げるように仕向けた。手が離れると啄むようなキスを顔中に落としはじめ、そのキスにたまらずに晴の手は睦月の背中に回った。するとそれを待っていたかのように噛みつくようなキスを睦月は仕掛けてきた。晴は睦月の身体を表現するかのごとく広いベッドに押し倒されそのキスを受け止めた。
激しいキスを受け取りながら晴は、さっきから当たる睦月のオスの存在を意識して顔を赤らめていた。
(これが、僕の中に……)
「欲しいか?」
「君は?」
「睦月だ。俺はお前が欲しい、でもその前に」
「あ、睦月!それ、熱い!」
晴が手に触れている睦月のオスと晴のオスを2本に合わせて睦月は纏めて愛撫を早めた。
「あ、それ、……んん、……あぁ~、あ、出る、出るよ」
「あぁ、いくぞ!」
「あ──!」
身体を弓なりに反った晴のお腹は2人分の愛液で濡れ、トロリと身体を伝いシーツの方にも流れ落ちた。
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