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梵梵神社(ぼんぼんじんじゃ)
(ジャペン)
神に近い仙人の住む梵梵神社
「あっあの…今日から神の使いの研修に行ってきます」
梵梵神社に入って間もない少年、平は仙人課長と話をしていた。
「えっ?今日から研修?しかも神の使いの研修だぁ?あのね、神の使いの研修に行ってきますなんて簡単に言わないで欲しいよ、神の使いの研修に行ける倍率なんて無いに等しい位行けないの、本来なら君のような新人が入れるのが不思議な位、普通の仙人じゃ行けない研修だってことを覚えておきなさい…全く私が研修に行きたいのに一体誰か君を選んだんだ?」
仙人課長がブツブツと平に言ってる後ろから、もう一人の仙人がやってきた
「ワシじゃ、ワシが平君に行ってもらうよう神の使いの者に手配したが何か?」
「せせせ仙人会長ぉお!!!!!!!!そっそうでしたか…会長の御指名でしたか…いやいや全く平君もそうならそうと早くいいなさい!!」
「だって話せるタイミングが…」
「タイミングなんてどうでもいいんだよ全く…」
「ワシらより、若い平君の方が研修に行くにはいい勉強になるだろう?それに、ここから(梵梵神社)から神の使いが出てきても良いと考えたのだが…ダメだったかのぉ」
「いっいえ!そんなことは…ですが、神の使いになる為にどれぐらいの人が落ちたかと思うと平にとっては超がつく程の神難問な場所ですよ」
「ん…平君は運があるようじゃ、その運をどれだけあるか見物じゃのぉ」
「研修帰りにお土産買ってきてね」
「分かりました、では行って参ります」
平は神社を出て天上界へと向かった
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