神が暴走?!、伝説の勇者を探せ

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天上界(仏の間) 「フフフ♪」 音楽に乗せてお立ち台掃除機の上で扇子を振って踊るトッキーとその横で手帳を見ている光道 すると、思い切り扉を強く蹴り上げるカイの姿があった 「ひぃ!お前は地底の!部屋入る時はノックしなよ!」 「したけど、全く聞こえてなさそうでしたので蹴り上げましたが何か?」 「蹴り上げましたって既にノックアウト…」 トッキーとカイのやり取りを見て唖然とした 「地底の者が我々に何の用でしょうか?」 「何かなきゃこちらにきませんよ、人の島にそちらの全裸のお客様が降って来て困ってるんだけど、アンタ等何か知ってるんじゃないかと思ってね」 カイの怒りの問にトッキーと光道はコソコソと話し始めた 「まさか…神の反乱?しかし神の会議はまだ先なはず…」 「もしかしたら何かあったのかもしれません」 「ちょっと、いつまでコソコソ話をしているの!!!僕等の島にそちらの人達が来ている以上、上で何が起きてるのか説明してもらおうか?」 「光道…説明してあげて」 「はい…」 光道はカイにチラシを渡した。 「実は…私達も詳しい事はわかりませんが、天上界で神の手足軍が頭に反乱を起こしたんだ…私達は仏側とはいえ、神の反乱を見てみぬ振りが出来なかった…そこで、神の暴走を止めてくれる出来れば生身の霊が見える特殊人間を探していたのです…私達から言わせれば「事件は会議室で起きていたのが現場に影響してしまった」としか…」 「ふ…ん、それでこのチラシを作った訳ね、誰かに謎の反乱を止めてもらいたかった、しかもこちらの世界にも行き来出来て、神の都合の良い盾となり、ゴミとなっても平気な特殊人間が欲しいなんてアンタ等自分達の事しか考えてないじゃん」 「まぁ…そう言うことになります」 「最低だね、そう言うの」 「我々が神の立場になれるチャンスはこの時しかないんだ!!!!こっこれも何かの縁、カイ君だっけ?どうかな?このキャンペーンやってもらえない?」 「何で僕がそちらの仏キャンペーンを受けなきゃならないのさ?全く…アンタ等の出世チャンスに協力する気なんてないよ、無い」 トッキーと光道の話を聞いてカイは怒りを通り越して呆れていた 「兎に角、怪我したお客様をお引き取り願わないとこちらも困りますのでなんとかして下さいよ、布や洋服の準備もお願いしますね」 カイは2人の元から去り、地底へと戻った
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