新世界3 砂漠編

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「ねえ、砂漠ってこんなに広いの? 確かサバンナでジャングルや砂漠や山、ガンバリパーク全体を見渡すことが出来たような気がするんだけど・・・・・・」僕はガンバリパークは以外と狭いと言ったエメドラちゃんの言葉を思い出した。 「それはね、確かにこの世界は狭いのは狭いんだよ。だってこの世界の外には無限に続く金剛界や、時空の果てまで続く次元界があるもの。それに比べたらこの世界はずっと狭くてごま粒みたいなものだよ」エメドラちゃんは言った。 「そ、そんな~、それじゃあこの世界が狭いって言うのは比較対象が広大だっただけなのか・・・・・・。でも、なんでサバンナ地帯からこの世界を一望することができたんだろう?」 「はは、それはね、ジャングルや砂漠や山の大気がそれぞれ違っていて、しかも近くでくっついているせいで空気の層が無理に重なり合って蜃気楼を作り出していたためなのさ」博学なブラカスちゃんが言った。 「それじゃあこの砂漠は、本当は何処まで続いてくの?」僕は聞いた。 「うーん、砂漠の大きさはだいたい500万ペプシくらいかな~」エメドラちゃんがニコニコ笑って言った。 「ご、500万ペプシ・・・・・・。それってどういう単位?」僕は聞いた。 「1ペプシはフンコロガシ300万回転分だよ。いま走った距離は0.2ペプシくらいかな」ブラカスちゃんが説明した。     
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