2人が本棚に入れています
本棚に追加
『涼介お帰り!』
「ん、」
最近涼介はすごく冷たい。私、何か悪いことしたかな?でも少しずつ仕事も落ち着いてきたし。何か嫌な事でもあったのかな?でもそれじゃあいつも相談してくれるし‥‥
『涼介』
「お風呂入ってくる」
『そ、そっか』
ピコンッ
あれLINE?珍しいなこんな時間にLINEしてくる人なんてあんまりいないんだけどな
今日はありがとう?
ん?今日ありがとうって‥‥これ涼介の携帯だ‥‥。何これ‥‥。今日はありがとうって合コンでもしたのかな‥‥。やだなやっぱり飽きられちゃったかな‥‥。やっぱりもうだめか。そんなことを考えていたら無意識に涙がでる。なんの温もりもない冷たい涙。私の目からかんな涙がでるんだ。。。
ガチャッ
涼介がお風呂から出てきて急いで涙を拭く。
「ん?〇〇どうした?」
なんで?何でこんなときだけ優しい聞き方するの?都合の良いときだけ彼女なの?覚悟を決めて私は息を飲んだ。
『涼介‥涼介も、もう涼介とは関わらないから、、勘違いするような対応しないで‥‥今までありがとう‥‥』
「は?」
涼介は私の腕を強く掴んで離さない。
『離して‥‥私、都合の良いときだけ彼女なんてやだよ!』
「何言ってんの?」
『も、もう分かってるんだから!!!!』
今世紀最大位の大声を出して涼介の握るてを振り払った。それから家を出て走り出した。ここがどこかわからないほど無茶苦茶に走った。
『はぁ、はぁ‥‥』
最初のコメントを投稿しよう!