源三郎江戸日記(弟三部)

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けつけますと言うので、宜しく頼むと言うと、源之丞がそれでは源信、お蝶、殿へご挨拶じあと言って、寮を出て行ったのです、飛猿、才蔵と呼ぶと部屋に入って来たので、聞いたとお、 りじあ宜しく頼むぞと言うと、 まかしておいて下さいと言うので、出立は明日じあ、江戸と暫くお別れじあ今日はゆっくり遊んで来いと言うと、ハイと言うと部屋を出て行ったのです、母上達は買い物に出掛けていき、 源三郎は上屋敷に顔を出して、次席家老に留守を頼むと言うと、承知しましたが山形以下4名はお供しますぞ言うので、幕府より路銀は出るので構わんぞと言うと、部屋に山形が入って、 来たので、 馬は現地で調達するので、置いてくるように言うと、承知しました、新しい者達を連れて行きます、鉄砲の腕、剣の腕も中々ですと言うので、そうか、それは頼もしい、長い旅にになる、 ので、家族のいる者は別れを惜しめと言うと、みな米沢に家族はおりますと言うので、そうか二日しか逗留しないが、家族の者も喜ぶ出あろうと言ったのです、明日は玄海屋の船に乗り、 込むのだと言って、 上屋敷を出て若狭屋に向かい、横浜、町田は頼みますと言うと、わかりました、帰られるころは、丁度作付け時期、になりますと言うので、楽しみですなと言うと、これは為替手形です、     
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