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堀江のケツは青かった
小学生のころ、岡くんというクラスメートがいた。
小柄で色黒で、いつもケタケタ笑いながらちょこまかと動き回り、余計なことをしては先生に怒られていた。
周りが嫌がるようないたずらをしたりちょっかいを出したりするので、女の子たちからは嫌われていた。僕も彼のことが苦手だったから、あまり関わらなかった。
実は岡くんの家庭はちょっと難しい状況だったらしいのだが、当時の僕はそんなことを知る由もなかった。
そんな岡くんがよく一緒にいたのが、堀江くんだった。
堀江くんはちょっと人を見下して小馬鹿にするところがあり、大人ぶってカッコつけるのが好きだった。一言で言うと、自意識過剰気味な気障な男の子だった。一言じゃないか。
岡くんと堀江くんはよく一緒にいたけれど、仲がいいのかどうか分からなかった。というのも、堀江くんは岡くんにひどいことを言うことが多かったからだ。
岡くんも言い返して互いに言い合いになるのだが、結局仕舞には堀江くんにたたかれたり蹴られたりする羽目になっていた。
ところで、この岡くんのお得意のいたずらに、男子生徒の背後に忍び寄ってズボンとパンツをベロンと下ろしてケツを丸出しにする、というのがあった。
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