バナナ

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「この間借りたバナナの話なんだけど」 「おい!ちょっと待て。俺バナナ何て貸してないぞ。ってかバナナ貸すって何だよ」 「いやだからバナナ借りたから返そうと、、、、、、、、、」 「バナナ何て貸してないって!じゃあいいよ上げたって事で」 「何だよ、馬鹿にしてんのかよ!借りたもの位返せるわ!」 「何で怒るんだよ。わかったわかった、じゃあバナナ返して貰うから怒るなって」 「おざなりな態度!ちゃんと返すって何だったら砂金で返すよ、グラムで」 「え?返せるの?それホントに返せるの?」 「いや、やった事無いか有らわかんねぇけど」 「解んないのかよ!だったらそんな事言うなよ!ってかバナナ別に良いって。俺好きじゃないし」 「何バナナ様馬鹿にしてんだ!全バナナファンにぶっ飛ばされちまえ」 「お前の方が言い過ぎだろうが!ってか全バナナファンって何だ!」 「さっきからお前何言ってんだ?」 「お前だよ!お前がバナナ返すって言うからおかしくなったんだろうが!」 「そうそう、バナナ返すって言えばさぁ。この間」 「お前がバナナの話題振って、お前がバナナの話題逸らしてんじゃねぇよ!」 「何だよバナナって。お前おかしいんじゃないの?」 「お・前・が・バナナって言ったの!!」 「え。そんな事言ったけ、あとバナナはおやつに」 「入るか、入らないかの話してないんだよ!だからバナナ返すんなら返してくれよ!」 「そんなに言うなら。どんだけバナナ返して欲しいんだよ」 「違う!返して欲しい訳じゃ、あれ?何で俺が怒ってるんだ?」 「あ、返すバナナ喰っちゃってたわ」 「二度とバナナの話すんな!!」
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