18人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
同期が遠くに行ったのを確認し僕は腰を上げた。
道標の石にくっついてる式神をケースにしまおうと思ったら、式神自らケースに収まってくれた。
「まぁ兄ちゃん。俺の声はさっきの奴には聞こえんから大丈夫よ。俺もまた霊力が強く産まれてしまったからな。兄ちゃんと一緒よ。」
「はい。」
そんな蛙の言葉に僕は少し笑顔なった。
「またどこかで会ったら宜しくな。あと京都の奴等に宜しく伝えててくれよ!それだけは絶対頼むからな!」
じゃあな~とピョンピョン跳ねながら蛙は飛んでいってしまった。
4年に1度の会議がって言っていたような?
とりあえず式神の扱いかたと、話す蛙のことも含めて秘密調査課で聞こう。
気がつくと辺りは暗くなっていて、空はオレンジ色の夕陽に夜の黒色が重なりはじめていた。
 ̄ ̄ ̄ ̄
最初のコメントを投稿しよう!