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「いやぁ!」
悲鳴のような声が上がり、アヤもはっとしてリョウの方を見る。
「も、ムリ、あかん、それ、あ、あ」
喘ぎ声の合間に零れ出るのは、リョウが本当にもう限界の時に口にする言葉たち。
ローションをびたびたに含んだガーゼで、真っ赤に熟れた先端を強く弱く摩擦され、内腿がひくひくと震えている。
と、男の手がまた止まる。
「ダメダメまだイっちゃあ」
見ているアヤでさえ辛くなる。見ればカマキリまで股間を膨らませていた。
口はぼんやりと開いたまま、肩で息をするリョウ。見えてはいない目元も、今どんなふうになっているのか容易く想像できた。会う頻度こそ少ないが、リョウのこと、そこそこわかってきたつもりだ。
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