Sleep in the cold(死別)
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翌朝、アヤが目覚めた。 リョウがまだ眠っていて、珍しい、と思う。 朝型のリョウがいつも先に起きているのに。 嫌な予感がする。 リョウの頬に触れる。 冷たい。 額も、胸も、手足も。 アヤの動悸が激しくなり、汗が出てきた。 どうして、どうして。 かろうじて息はあるが、その冷たさはまるで――。
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