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満足するまで足に噛み痕を残していくと、花喰い鬼は廻の開いた両足の間に身体を割り込ませた。性急に着物を寛げると、花喰い鬼の自身を取り出した。廻の痴態を見て育った花喰い鬼の自身は、とても大きくどくどくと脈打っていた。廻は自分のものとは違う大きさに、思わず目を見開いてしまう。同時に端正な顔立ちの男性の自身を見てしまった事に羞恥心が沸いてしまい、思わず目を背けてしまう。目を背けた廻に対して、一瞬、花喰い鬼は目を細めて、気に喰わなかったのか廻の顎を持って固定する。そうして、欲情したぎらついた紅色の瞳をして悪い笑みを浮かべながら、廻に残酷に告げた。
「お前のここに、俺の全てを受け入れてもらう」
「やっ……そ、んな、大きいの、はいらない……っ!」
花喰い鬼は廻の後孔に、花喰い鬼の自身をすりすりと擦り付ける。指で廻の後孔の淵になぞる様に触れる。廻の後孔は、解されていないのにも関わらず、最初に飲んだ薄紅色の液体の影響か、くぱぁと物欲しそうに開いていて、とろとろに蕩けて柔らかくなっていた。羞恥心と怯えから震える廻に対して、花喰い鬼は残虐な笑みを浮かべる。そうして、廻の腰を強く掴んで逃げられない様にすると、花喰い鬼は廻の後孔に花喰い鬼の自身を一気に突き入れた。
「ゃ、ぁああああああ!!!」
廻の口からは悲鳴にも似た嬌声がひっきりなしに漏れ出てしまう。ずぷずぷと熱の塊を一気に廻の体内に挿入されて、その衝撃に目を見開いて白薔薇の花びらを零した。廻の体内は花喰い鬼の自身を歓迎するかのように、やわやわと締め付けて美味しそうに飲みこんでいく。
「……っ、お前と繋がる時を、どれほど待ったことか」
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