『アオハル』カップル再び!?

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『アオハル』カップル再び!?

 それぞれのレコノイターも終わろうとした時だった。  学校帰りのウィルマは、見慣れた黒髪の男を見つけ声をかける。 「エタンダール、何してるの?」 「ちょっとな。買い出し」 「最近は引きこもりじゃなくなったね」 「なんだよ。それ」 「あれ、あの子……」  ウィルマの視線の先には、長身の女子高生がいた。彼女はユーリア=ティベッツ。ティベッツの姪だ。 「あの子、ティベッツの姪だよね。あたし、ちょっと話してくる」 「おい、ウィルマ。今は余計なことをするな。次のTASKに影響するだろ」  ユーリアに近づこうとするウィルマに、エタンダールは釘を刺す。ウィルマは口を尖らせた。 「余計な事って何? エタンダールは次のTASKで直接ティベッツに会って、両親の事件をはっきりさせたいから、今は静かにしておきたいだけでしょ。あたしだって、エイミーをいじめたユーリアの事は絶対に許せないの。はっきりさせたいのは同じだよ」 「おい、待てよ」  エタンダールの言葉を無視して、ウィルマはすたすたと歩き出し、ユーリアの前に立ちはだかった。
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