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ぺこりんにはちゃんと教えておかないと、
何を言い出すか分らないから危ないですって♪
楡木 :それも一理あるな‥
成瀬 :コホン。それでは‥
むかしむかしのコトじゃったぁ~♪
楡木 :一年前だ
大谷沢:オチ研とオワ研が、まだ一つだった頃の話じゃ‥
楡木 :ファンタジーの語り部か!
成瀬 :去年の一学期までは みんなオチ研に在籍していたんだよ♪
楡木 :だが、ウチの師匠と現在オチ研 部長、開藤との婚約の話が
公になってしまってな‥
皆川 :ほほぅ♪ 師匠が婚約ですかぁ♪
【間】・・・
皆川 :えぇー!!
大谷沢:おぉ♪ 良いリアクションじゃネェか♪
楡木 :まぁ幼馴染の親同士が決めた許嫁とはいえ、
高校生には刺激的な話でな‥
部内でも冷やかされるようになってしまって
大谷沢:落語どころでは無くなってしまったのだぁ!
楡木 :で、それを見兼ねた我々の先輩達が落語研究会の女子版
『お笑い研究会』を作ったんだ。
皆川 :でも、許嫁なんて素敵じゃないですか♪
楡木 :開藤の親父さんが現役の落語家でな、
二人共 幼い頃から落語を聞いて育ったサラブレッドなんだよ。
大谷沢:二人共、落語家志望だしな♪
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