第一章 始まりのプロローグ

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その瞬間、鈴木に電流走る!!! 「ば、ば、バカな。あのヤスっちだぞ。高校の時、   女子の更衣室を覗こうとして教師に見つかり、    全校生徒の前で晒されていたあのヤスっちが!!   事もあろうに彼女ができただと!!?」 本来ならここはおめでとうの一つでも返信しておくのが正解だろう。 しかし、そんな感情は出てくるわけがなくこの男が 抱いているものは、羨ましいと同時に殺意しかわかないものであった。 鈴木にとってのあの一言は衝撃的な事実なもので  あると同時に2人の友情にヒビを入れるものであった。 「くそー、ヤスっちーー!どうやってそんな    奇跡を起こしたんだ。俺は信じないぞ。 例え、地球が明日なくなるって言われたのと     同じくらい俺は信じないからな」    そう返信を送り返すとヤスっちから 「ハハ。事実だぜ。この俺様が本気を出せば   この通りよ!ちなみにどうやって作ったかを   知りたかったら教えてやらんこともないぜ??」      という文章が帰ってきた。 当然、羨ましい鈴木はの返信は速攻であった。 「森元様ーー!どうかこの一生彼女との縁がない    私にお情けをー」        するとすぐ返信。 「しょうがねーなー。特別に教えてやるよー。   俺に感謝するんだな!」と返信がきた。     
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