寝たふり

3/3
前へ
/3ページ
次へ
『りょーすけぇー、起きてー』 綺麗な涼介の顔の頬をツンっと突っついてみたり引っ張ったりするけどビクともしない涼介。綺麗な目元に整った眉毛に魅力され潤う唇が目に入り、恐る恐る顔を近づける。 「なに寝込み襲おうとしてんの?笑」『ひゃっ!起きてるじゃん』 ビックリして離れようとした私の首もとに手を回して私を引き寄せ強引に唇を押し付ける。 『りょっすk「仕返し俺はなにもしなかったのになぁ笑」 妖しくにやりと笑い唇をペロリとなめる涼介が色っぽくてどきっとする。 「お前寝たふりしててもここら辺ピクピク動いてんの」 頬をツンツンされたあと引っ張られる。 「ばればれだっつーの、まーそこがかわいいんだけどね笑」 涼介に抱き締められて涼介の香りがふわっと香る。 「あー、明日も仕事だー明日も癒してね○○ちゃんっ笑」 いまにも寝てしまいそうな涼介。 「今日は寝よっか」『ん』 ぎゅっと手を繋いで私を引き寄せて体がピタリとくっつく。 『おやすみ』「おやすみ、○○大好きだよ」 end
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加