1限目:先輩との運命的な出逢い

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1限目:先輩との運命的な出逢い

201△年3月◯日…。この日は、俺の通う某県立高校の『卒業式』だ…。 俺の高校入学以来の『片想い』中の先輩が、母校の学舎を巣立つの日…。 俺の『片想い』中の先輩の名前は…。 『成宮恵美(なるみや めぐみ)』先輩。 以前、本人から聞いた話だが、身長は152cm。とても小柄な『ザ・女の子』って感じの年上とは思えないくらい可愛らしい可憐な先輩でもある。 俺は、紀村大河(きむら たいが) 高1。15歳。 俺が『片想い』をした、恵美先輩(自分の心中では『恵美先輩』と呼んでいる。本人の前では『成宮先輩』と変わるが…。) の、顔や容姿を初めて見たのは『第1回前期生徒会会議』の時だった。 俺は、高1の前期に、悪友のクラスメートの他薦により、クラス委員長に推薦された。 もちろん、クラス委員長なんて、俺の柄にも合わず、勤まらないとばかり考えていた…。 しかし、嫌々ながら出席した『第1回前期生徒会会議』で、魅力的な、恵美先輩と『運命的な出逢い』を果たし、俺は恋に堕ちた…。 それが、俺の恵美先輩に『片想い』した初日の出来事だった…。     
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