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「いえ、クラスメートではありません。僕の『好きな人』は、笑顔が、むちゃくちゃキュートで、可愛くて…。背が低くて…、この高校の制服のセーラー服がよく似合う…、可憐で、守ってあげたくなるような、僕よりは『年上』の女の子で…。
あ…、なんか恥ずかしいですね…。『恋ばな』は…。成宮先輩。」
俺は、『片想い』中の『大好き』な女の子が『恵美先輩』本人と気付かれないように、暈ししながら『好きな人』を説明するのに終始した。
「なるほど…ね。大河より『年上』かぁ…。なら、2年生か、あたしら、3年かになるね…。 背が低いかぁ…。そこは、あたしみたい。あたし、身長が152cmしかないし…。3年なら、あたしが一番、背が低いからなぁ…。自慢にはならないけど…。2年生に、あたし並みか、あたしより低い女子居たかなぁ…。でも、実るといいね! 大河と、その女の子との『純愛』…。」
恵美先輩は、舌を、ペロッと出して、少しだけおどけた。
俺は、期待と不安があるものの、今度は、恵美先輩に対して
「じゃぁ、成宮先輩は、好きな人は、いらっしゃるんですか?」
すると、恵美先輩は『即答』で
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