6人が本棚に入れています
本棚に追加
【第一部】動き出した陸幕二別。
クチュクチュ…。
暗闇のなか直人がベッドの上で横になっている。奉仕する少女の口から愛液がたらされ、いやらしい音が部屋に小さくひびいている。
少女はとても小さく18歳であるが幼女以外の何者でもないように見えた。
「おにいちゃん。満足してる…?」
少女は直人の顔を見ながら聞く。直人はその言葉を聞くと少しベットの上で、もだえながら答える。
「ああ、恋の次に愛してるよ…」
その言葉を聞いて少女は少しだけ表情がかわった。しかし、その狂気の表情を直人に悟られまいと顔を隠してこたえる。
「お兄ちゃんが気持ち良ければいいんだよ…」
少し曇った声で答える少女。どうも、この少女は直人のことが好きらしい。
「じゃあ、挿入する(いれる)ぞ…」
「うん。我慢するね…」
少女は男性をあまり知らないらしく我慢しながら行為を続けているようだ。
メイド服を着て使用人として直人の家で働く少女。直人が養子にする為に、かこっているのだ。
「あ、ああ!」
暗闇の部屋のなか少女の声が響く。まだ満足いかない少女の喘ぎ。
「可愛 恋。膣内(なか)で逝ってもいいかい!?」
直人は自分の使用人を恋人の恋のかわりとして逝こうというのだ。それが最低の行為だと知りながら少女は言う。
「私の下半身は恋さまです! 私の膣内(なか)で熱いものを出してください!」
そう言った瞬間直人は果てた。その少女にとっては満足いかない結果だったが直人が幸せになれば良いのだ。そう考えた。
直人は行為が終わると煙草を吸いはじめた。その瞬間、直人の表情が鬼のような表情へと変化する。同時にこの言葉が出る。
「さあ…。早乙女 愛(さおとめ あい)…。これから本当の奉仕の時間だ…」
少女の名前は早乙女 愛。運命の少女である。少女はうなだれながら直人にむけて背中をむける。
そして直人は何の躊躇もなく煙草を愛の背中にむけて差し出した。同時に叫ぶ愛。
「きゃあああーー!」
愛の背中に押し付けられた煙草は肉を焼いていく。直人は愛の耳を歯で噛みながら言う。
「さあ! 俺を満足させろ!」
「はい! は、はい!」
狂気の宴は一晩中続いたのだ…。
最初のコメントを投稿しよう!