激突、恋vsジーザス

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ゴオ…! 恋が巫女服に着替えなおすと巨大な軍用車が2台ポルシェを追いかけ始めた。それは2台のハンマーであった。俺はこういう。 「2台のハンマーが近づいてきてる…。ハンマーの馬力ならすぐにでも前に出れるはずなの何ででないんだ!」 俺はかなり焦っていた。ずっとぴったりとハンマーが2台とも後ろにへばりついているのだ。なにをしでかす気なのか『気が気でない』のだ。 20分程度ハンマーは後ろを走っている。俺たちを何とでもしようがあるだろうに攻撃してこない。しかし大通りに出た瞬間それはかわった。ハンマーが超加速でポルシェの横にならんだのだ。 「つかまってろ! 恋、愛!」 そう言うと俺はブレーキを全開に踏んだ。急激に速度を落とすポルシェ。ハンマーは眼前へと追いやられる。実際には俺たちの車の加速がゆっくるになりハンマーは前に行ったように見えるだけなのだが。 ガン! ハンマー同士でぶつかりあった。俺はハンマーの真意をつかんだ。 「こいつらはこのポルシェごとハンマー2台で押しつぶす気だ!」 絶対絶命。俺たちには逃げ場はなかった…。
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